普通二輪教習(4)

今日も8の字で1時間オーバーして合計オーバー3時間となりました。
さて、教える立場の者として、一番言ってはならない台詞ってありますよね。
「こんなこともできないのか」「これぐらい誰でもできる」あたりが代表的ですかね。
ええ、言われましたとも。
「そんなことは誰でもできんだよ」と。
あのですねぇ、そんなことすらできないから、今、この場で、お前の目の前で、コケてんだよ。
いくら伝説を残す心意気をしてたとしても、朝も早くから起きて準備してたら少しぐらいやる気になるじゃん?
おかげで、伝説を残す覚悟が決まり、思いっきり転んでやったわ。
これは逝っただろうと思うぐらい豪快に転んだのに、変な汁を出すぐらいが精一杯だった。
ステップバーって折りたたみ式なのな。畳まれただけで無傷だった。くそ。
他に壊せるとこねぇかなぁ。
終わった後に、何か質問はありますか?とテンプレート台詞を言われたので、超挑戦的に
「全部分かりません。どうやったらできるのか皆目見当もつきません。どんくさいんで!」
と言ってやったわ。
面倒くさそうに説明してたので、分かりません、体が動きませんと言い続けてヤツの休み時間を潰してやった。
ブハハハハ。
卒業と同時に御礼状が届くことを覚悟しとけよ。所内にご丁寧にご意見BOXがありましたからねぇ。
ちなみに、今まで何かあった教官の名前は即メモってますので、名指しの準備はOKです。
続けた2時間目、教官が変わり、(半ギレで)できない姿を見せ付けてたら、
・あちらの方から
・一つずつ確かめながら
・行動を足していこうか
という提案がされた。
それが、それこそが、ずっと、ずっと、ずっと、待ち焦がれたやり方なんだ。
今までこっちが提案しても、どこぞのバカヤロウは
「いつかはできなきゃダメなんだから」
こっちのクソヤロウは
「そんなことは誰でもできんだよ」、
と、却下されてきたのに、何の罠かと思った。
おかげで、何か掴んだ感じがした。できてるように見えたからハンコくれたんだろうけど。
もうこの人じゃないと教習したくねぇ。